抗がん剤の翌日、緩和ケアを考え始めた朝
こんにちは。
おりょー♪ でございます。
今日は、お天気も良く暖かくて、とても気持ちが良いですね。
昨日は応援、励まし、祈りを贈って下さり
有難うございました!
とっても幸せです。
お陰様で前向きに治療に行って参りましたよ。
そして、抗がん剤の翌日に起き上がり、パソコンに向かえる喜びと幸せを味わっております!今朝は気分が良く、朝は運転して娘を学校まで送り届ける事ができました。
ついでに洗濯もできたよー!
しかし!
これは確か、処方されるイメンドのお陰だったはず、と思い出した次第です。
【調子に乗ってダウンした前回のお話】
という訳で・・・
明日の薬が切れたら吐き気、頭痛、倦怠感が戻って来るであろうことを想定し、準備しておきましょうかね。
- まずは消化の良いものを選んで食べること(調子に乗らない!)
- カラダがダウンして動けなくなっても、ココロまで凹まないこと
- もし凹んでも、一過性だから!と凹んだ自分を抱きしめてあげること
- 明けるまで、じっと待つ!!!
さて・・・昨日の結果ですが・・・
1)腫瘍マーカー
上昇してたのよー!
CEA(癌胎児性抗原)正常値は5以下
07月05日 3.8 ng/ml
07月28日 1.2 ng/ml
09月04日 7.2 ng/ml(術後)
10月23日 11.4 ng/ml (抗がん剤開始後)
11月13日 10.4ng/ml
12月04日 7.0ng/ml
01月29日 8.1ng/ml(今ココ!)
腫瘍マーカーの浮き沈みには一喜一憂しないぞ!と言い聞かせていました。
しかも微々たるもんだ!と・・・
ところが、
主治医の先生の顔が、心なしか曇っているじゃありませんか!!!
抗がん剤を打つ度に、正常値内に照準を合わせていらっしゃるので、命中しない事がとても気になっているご様子・・・。
「近いうちCT検査しましょうか」
とのお言葉に・・・
「嫌です~」
と反射的に即答しちゃいました。
余計な被爆を避けるため検査は無駄にするもんじゃありません!というのが、主治医のポリシーなので、だからこそ、無駄じゃないのは分かります。
でも11月に検査したばかりで、結果、肺の転移のうち片肺からは消えていたし、もう片肺も小さくなりつつあったし、他臓器はどこも綺麗だったのだし。
先生は、とても、とても慎重になっていらっしゃいます。
半年の間にリンパにゴロゴロと転移し、遂には肺にまで到達し、ステージ4まで一気に進んじゃったので、グレード1の緩やかな癌のはずなのに、なぜアグレッシブなのか不可解だから、ですね。
もし、その勢いで肝臓や脳に転移したら、いや、その前に手を打ちたい!!!という先生のお気持ちが、よく理解できました。
もうEC療法が効かなくなっているかもしれない!という別の問題もありますね。
でも「嫌!」だったの。
なんだろう・・・
魂が、それを嫌がっている感じがしたのです。
癌とは闘わない、仲良く共存すると決めたので、積極的な治療を進めて行くことに心がついて行けていないらしい!と初めて明確に感じ取ることができました。
ちゃんと<自分の声>が聞けたってことだ。
腫瘍マーカーが上昇したと言っても、たった1ポイントじゃないか!そりゃ誤差だよ、誤差。
義母のことで生活習慣がキープできなかった三週間の結果かもしれないし・・・
【三週間の様子はこちらです】
いいんだよ、
マイペースで、
ゆっくり進めれば・・・
とうのが自分(魂)の声の様な気がしました。
ところが、先生の言葉に途端に大きな不安に襲われてしまうのです。
先生の経験値的には黄色信号が出てるのか?
それってヤバいのか!?!?
また癌が動き出して転移してるのか!?!?!
もともとネガティブ思考の歴史が長い私ですからね。ほら、デフォルトだから、いとも簡単に戻れちゃうんです。
自分を信じる心が砕けてしまう感覚、、、
このところ、抗がん剤だけでなく、診察そのものが苦痛になりつつありました。
ふと感じたのは、今の私に必要なのは、
私のペースに寄り添ってくれる治療計画と心のケアなのだ・・・と。
そこで、緩和ケアを受けてみようかな?と考え始めました。
今まで勉強不足だったため、お恥ずかしながら、ターミナル(終末期)ケアと緩和ケアを混同し「私は末期じゃないぞ!」と頑なに避けていたのですね。
化学療法室の看護師さん達とのお喋りの中で、新しい知識が入って来て、
- どうやらターミナルケアとは全く違うものであること
- 心身共に痛みの緩和を目指していること
- 私の様に誤解している患者さんが大半なので、医療従事者が残念に思っていること
- 癌と診断されると同時に積極的に取り入れて欲しいケアだということ
等々が大雑把に分かって来て、資料も頂戴し目を通しました。
患者さん達に寄り添おうと手を尽くしていらっしゃる皆さんの姿勢に感動しますね。
2)心臓の検査は問題ありませんでした。
心臓よ、強く逞しく働いてくれて有難う!!!
3)今後の治療方針は
「7クール目やりましょう!」で、あっさり決まり。
実は、あったんですよ、次が!
EC療法マックスなのは次でした!!!
どうやら私の勘違いだった模様。
でも、このくらいザックリ感覚でないと、疲れちゃってやって行けません。
長い治療になるので「やる」「やらない」の二択ではなくて、緩和ケアして貰いながら、折衷案も織り込みつつ、マイペースでの治療が必要だよな~って、改めて思ったのであります。
そうそう、追伸!点滴の針は一度で見事に刺さってくれました!!!
やっぱりイメトレは効果がありますね。血管よ、看護師さんよ、有難う!!!
そういう訳で、昨日はいろいろ考えてしまい、ちょっと気が重くなり、いや、実はかなり凹んでいて暗い気持ちでした。
「そんな日もあるさ、今日はそれでいいや!」と早々にふて寝しました。
そして一夜明け、朝になり、とっても気持ちが明るくなっていましたよー!
我ながら、リセット & 復活が早くなり、感動しますわ!!!
お天道様のお陰もありますね。
有難う!!!
今日も読んで下さり有難うございます。
おりょー♪ は元気です。
<今日の写心> 素直に飲もう!
緩和ケアのお話では、癌治療には我慢が何よりも良くないのだとか・・・。
ちゃんと胃薬セットも飲むことにしました。吐き気が強い人用にデカトロンというステロイド系の薬も処方されているのですが、有難いことに、こちらは一度も使っていません。
はじめてみました