こんにちは。
おりょー♪ でございます。
①に続きまして、簡単にまとめておきたいと思います。
gantokurasu.hatenablog.com
【闘病②】乳房内局所再発ステージⅢb
- 術前化学療法(抗がん剤)
- 右乳房全摘手術
- 術後化学療法(抗がん剤)
- ホルモン療法5年間(経口薬服用)
2017年5月 その一年半ほど前から術跡に痒みを感じ始めていた。
7年前「一度目の手術の際、追加手術の可能性がある事と放射線を当てるため、マーキングとしてチタンクリップを体内に残してある」と二度目の術後、主治医から聞いた。
「えーっ、聞いてないよ、金属アレルギーがあるのに大丈夫なんでしょうか?もー、先に言ってよ〜」ですよ。
しかし「医療用チタンなので大丈夫でしょう」とのお返事。
なので、痒みはチタンによる金属アレルギーだと思い込んでいました。暫くすると赤く腫れ上がり、熱を持ち始めた。掻き毟ったせいか爛れて来たりもして、なんだか怪しい様相、、、怖くなる。癌であったことを忘れ生きて来たが、思い出さずにはいられない毎日となる。
でも定期検診を途中で頓挫した、敷居の高い大学病院、なんだか戻りにくい。担当制でなく一貫して一人のお医者様に診て貰える病院はないだろうか?とリサーチを始め、現在の主治医に辿り着く。
「患部の写真をメール添付して下さい」とのご指示を頂く。直ちにお返事が来て「乳房内再発の可能性がありそうです。早急に検査を」顔面蒼白となりました。K医師の言う〈がんもどき〉じゃなかった。。。
2017年6月 受診。検査する必要もなく皮膚転移ありの局所再発確定診断。目の前が真っ暗闇となりました。そのままCT検査へと進む。
幸いにも他臓器への転移は見られず、リンパ節も綺麗との事。画像で見ると6センチほどとの事、それでもギリギリ止まってくれている。
奇跡だ。私は守られている!生かされている!天の神様に感謝しました。
ただ胸筋に接している事と皮膚転移に腫れがあるため、術前化学療法で癌を小さくしてから切除しましょうという事になりました。
2017年7月 術前化学療法(抗がん剤治療)を始める。再発乳がんに適用されるパクリタキセル+アバスチンの組み合わせ。
週1回×3回で1クール×4クール
2017年10月 右乳房全摘手術。
抗がん剤が1クール目から効いてくれたので計画通り手術へと進む事が出来た。
2017年10月 術後一週間置いて、予防のため術後化学療法(EC療法)4クール開始。
2017年12月 2クール目でEC療法を中止
2018年1月 ホルモン療法(タモキシフェン経口薬)開始
実は、EC療法を中止したのは、術跡が感染症を起こしたまま塞がらないというオカルトな事態が起きていたからなのです。
高熱は出るわ、傷口はスプラッターだわでパニックでした。
皮膚を切除していたので傷が大きく、縫合に無理があったのかもしれませんね。
7年前の放射線治療で組織がダメージを受けているのかも、という疑いもありました。
泣きながら三度も再縫合しましたが、見事に開いてしまいます。
抗がん剤の影響も多少なりともあるからと中止にして貰った次第です。
すっかり精神的に参ってしまい、泣きっ面に蜂とはこの事です。
振り返ってみると、闘病②での私の心理状態は「闘うぞ!癌に打ち勝つぞ!」と闘志に燃えていた様に思います。
食生活では「再発したなら関係ないのかしら?食べたい時に食べたい物を食べよう」と開き直る事に。肉と乳製品、お酒も解禁しました。
まさに戦に出かける侍の様です。
闘病①で、きちんと癌と向き合っていれば、
経過5年だからと気を緩めなければ、
もっと早く病院に行っていれば、
ここまでこじらせずに済んだかもしれない
等々、思う節もあります。
しかし、過去を悔いない、と決めている。
その時ベストを選択した自分!と潔く受け入れる事に決めている。
そして、その代償があるならば、しっかり払うのですね、後払いで!
注意喚起!!!
- 検診はきちんと行きましょう
- 癌は痒みも痛みもないから「それは癌じゃない」は嘘です!あります!
- 傷が塞がらないという事、あります!
これらについては、追々書いて参りたいと思います。

オアフ島のビーチ
2017年6月「再発の可能性がありそうです」と宣告され覚悟を決めた後、姪っ子の結婚式に出席するためハワイへ。
今日も読んで下さり有難うございます。