暮らしに酸素濃縮装置を迎えた話
こんにちは。
おりょー♪ でございます。
いつも遊びに来て下さり有難うございます。
お陰様で今日も元気です。
胸アツでございます。
皆様、ともに存在して下さり有難うございます。感謝の気持ちいっぱいに、今日も空を見上げております。どこまでも空!果てしなく広がって、みんなに繋がってるね。だから大丈夫、安心、安心♡
今日も笑顔でいてくれて有難う!
私にとって初体験である酸素濃縮装置について書いてみようかな、と思います。
緩和メニューがガッツリ組み込まれたことは昨日、お伝えしました。目的は「今の苦しみを取り除くこと」の一点。
私は子どもの頃から自律神経が弱く、HSPでパニック症気味、どこかしらに不調があるのは当たり前で、絶好調!という日が殆どありません。小学生で頭痛と胃痛持ちに不眠症、保健室通いしていました。
なので、大人になるまでの間に自分の体との信頼関係を築くため、うまい付き合い方を模索し、体得して来た感じです。
一方で、多少の具合が悪くても、こんなもん通常運転だし、とやり過ごすことも多かったのです。それで我慢する、見過ごす癖がついているのかもしれません、拗らせちゃう原因ね(体調が悪いと母に呆れた顔されたんですよねー)
今回も(自覚しているよりも)呼吸が困難なんじゃないか?という主治医からの提案で、酸素を持ち帰ることにしました。ヤダ!そんなに病人じゃない!と、メソメソ泣きのスイッチが入ったところ、ココです。
主治医は「そんな気持ちになるの分かってましたよ。でも今の苦しみを早く取り除くためだから」と、どこまでも聴く姿勢を崩さない優しさ(涙・感謝)
手配すれば、今日すぐ用意できる簡単なものだから気楽に考えればいいそうで、そうか、と素直になる。
ケモ室に移動すると、医療設備係(?)の人が資料を持って訪ねて来てくれた。酸素濃縮装置の写真と説明、レンタル料金が書かれている。
え、ボンベ一本
持ち帰るんじゃないの!?
私の頭の中には酸素ボンベの知識しかなく、動揺する。こんなに大袈裟なものなの!?と。
え、しかも、一ヶ月単位で置いちゃうの?
いやいや、今日は借りても、来週には返すんです!(私、そんなに弱ってないから)
とかなんとか、拒否したと記憶している。
説明によると、処方箋でレンタルとなるため、使用期間や使用の有無については患者の意思ではなく、主治医の診断に従うことだそうです。しかも月単位で。
咄嗟にイメージが湧いた。
チューブを耳にかけ、鼻からスーっとしている自分。この装置に繋がれ、この先、私は何ヶ月も、いや、一生を生きて行くのか!?そこらへんに漂っている酸素なのに、わざわざ 金払って買うんか!?でないと、もう生きて行けないって訳なのか!?!?
じゃ、キャンセルします!!!
と、ココでワーワー泣きのスイッチが入りました。
係の人、慌ててあちこち電話しに行く。
癌専門の看護師さんがすっ飛んで来る。ケモ室長さんも、私が大好きな看護師さん(観音様)までワラワラと集まって来た。
違うのよー
とにかく今は体力つけるために力を借りるだけ
やっぱり酸素が足りないとQOLが下がるからね
薬と同じ、苦痛を抑える引き出しは複数あった方が安心でしょ
少しでも楽になって治療がんばろー
酸素要らなくなったって人たくさんいるのよ〜
必要なければ使わなくても良いから、見えない所に隠して置いてもいいじゃない?
安心のために置いておくだけ、保険よ、保険
などなど、たくさんの言葉をかけてくれました。
その中で、最も私に響いたのは、「この心拍数なら常にマラソン走ってるのと同じだからね」でした。
体よ、ごめん!
私、なに意地張ってんだろ。
この期に及んで往生際が悪すぎた。
係の人に「私の説明が悪くてすみません!」とまで言わせてしまった、こちらこそ、ごめん!!!
もうひとつ、勘違い。
装置を車に積んで持ち帰れるものと思いきや、帰宅時間に合わせて自宅に設置に来てくれるとか!そうだよね、重いもんね。
病院の手配ミスがあったとかで、夜遅くなってしまうと連絡があり、疲れていたので翌日の午前中にお願いしました。
一夜明け、とある医療機器メーカー担当の方から落ち着いて説明を聞く。「在宅酸素療法」というそうです。装置は空気清浄機にありそうなコンパクトサイズ。
空気中の酸素を取り込み、空気中に80%含まれる窒素を取り除き、20%含まれる酸素を90%に濃縮してくれるそうです。ボンベの様に酸素切れで交換ということはないのですね。
注意点は直射日光を避け、着火しやすいため火気から2m離すこと(台所はダメね)
キャスターが付いているので移動もできますが、チューブをお風呂まで伸ばしてくれました。外出用の酸素ボンベ付き。
驚いたことに、国内なら何処でも、一週間前に主治医のサインを貰えば宿泊先まで届けてくれるのだとか!素晴らしいサービスですね!
酸素量は主治医の処方に従い、吸入のタイミングも私の場合は、苦しい時、動く時、就寝時とされている様でした。
心の葛藤が伴う設置だったけど、ブー姉の、
富士登山家にでもなった気で、
ジャンスカ吸っとけ!
で、一気に楽になったのでした。
もうレンタルしちゃったんだし、使い放題やってやる!と吸ってみたところ、なんと快適!!こんなに楽なのね!!!いちゃもんつけて、嫌ったりして、実に悪かった。
あの時、親身になって諭して下さったスタッフ皆さんの顔が浮かびます。
ほんと、大騒ぎして、すみません!!!
夫も、新しいトモダチできたね!と、私を励ましてくれています。
また新しい扉を開いたのです。
こんな自分を受け入れるため。
先のこと、考えるからパニックになるんだよね。
今、どうするの?
それだけで良いはずなんだ。
医療はビジネスだから!と否定的なご意見もありますが、苦痛を和らげるために先人達が知恵と弛まぬ努力を集めてカタチに残してくれたんだよね。そこまでには体を張ってデータを提供してくれた病気の先輩方もいらっしゃった訳です。
<今日の写想>
ごちゃごちゃ言わずに、
有難うございます!
暫く力を貸して下さい。
どうぞ、宜しくお願いします。
反省猿より。
最後まで読んで下さり有難うございます。
おりょー♪ は幸せ者でございます。
どうぞ、皆様の今日が健やかであります様に。
愛をこめて・・・