「家族は血ではなく心で繋がるもの」
娘とも呼べる年頃の友人から貰った胸熱な言葉です。
こんにちは。
おりょー♪ でございます。
ご縁というのは突然に、しかも思いがけない所に転がっているものです。
人との出逢いを振り返ると「あの時、心をオープンにしていなかったら、こんな素敵な関係は築けなかったな」なんて思う事ありませんか?
彼女との出逢いは7年前。
義母宅に娘とお世話になった夏でした。
三ヶ月もの長い滞在で暇を持て余した私は、娘がサマーキャンプで留守の時間、毎日ホットヨガに通っていました。
初めて更衣室で挨拶を交わしたフレンドリーな女性、のお向かいに住んでいたのが、後に掛け替えのない友人となった彼女(当時14歳)です。
聞くところによると、彼女は8歳で「魔女の宅急便」に衝撃を受け、日本人になりたい!と思うほど激しく日本文化に魅了されたそうです。
毎年311の日は喪に服し、誰とも口を聞かず一日を過ごすのだとか・・・
感極まって思わず涙してしまいました。
その子に逢わなくてはいけない!!!
次の瞬間「会わせてちょーだい!」と頼んでいました。
ちょうど日本から遊びに来ていた甥っ子も連れて、皆で訪ねて行くと、生まれて初めて会う生身の日本人に緊張しつつ、キラキラと輝く瞳で迎えてくれました。
以来、夏になると我が家へホームステイに来てくれたり、大学に進学した後は交換留学生として学びに来たり、と今では毎年一度は日本に来るほどの通です。
「知れば知るほど日本が好きになる!」
と言って貰えると本当に嬉しいものです。
(思っていたのと違った!と去って行く外国人を多数知っているので・・・涙)
そんな彼女の情熱に寄り添い、サポートできる寛大なご両親も素晴らしい!
今でこそ、家族ぐるみで揺るぎない信頼関係ができていますが、会ったばかりの私達に大切なひとり娘を託してくれるなんて、凄いことです!!!
自分達とは全く異なる文化、しかも海の向こうに送り出せるなんて!!!
家族は血で繋がるのではなく
心で繋がるものだから・・・
私達を家族と呼び、そう言ってくれた彼女の言葉は、ご両親にとっても意味深いものであったに違いありません。
彼女は生まれたばかりの赤ちゃんの時に <我が子> として、ご両親の元に迎えられたそうです。
二人目を授からず、長く苦しい不妊治療の経験がある私は、彼女と彼女のご両親から、親子の絆、家族の在り方を学びました。
(このお話は語り出すと止まらなくなるので、また追々・・・)
私は「人を信じてはいけません!」と育ったので、目から鱗が落ちました。
彼女を見ていると <天からのお使い> だな、と心が洗われる思いがします。
その一方で、自分の汚れが顕著だこと!!!
もー、いやねぇ。
今回も、お通夜に駆けつけてくれて、一緒に皆で泣いてくれました。
年明けにお呼ばれすると、大きなツリーもクリスマスの装いも、そのまま残し待っていてくれました。
「日本では、あまりお祝いしないものね、明日から片付けるわ!」
だなんて粋な心配り・・・
こんな温かなご縁に、心から 有難う!!!
<今日の写心> 御神木(?)
友人宅に行くと、いつも変わらず迎えてくれる。
それでも毎回、見る度に「わーっ♡」と新鮮な気持ちで駆け寄ってしまう。
ちょっと老け込んだ?という気がしないでもないが、それはお互い様だよね。
向こうもそう思っているに違いない・・・いつも見守ってくれて有難う!
今日も読んで下さり有難うございます。
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