癌と暮らす日々あれこれ

ステージ4を楽に生きる幸せレシピ♬

初めての胸水穿刺、、、恐々!!!

 

こんにちは。

おりょー♪ でございます。

 

いつも遊びに来て下さり有難うございます。

お陰様で今日も元気です!

 

、、、と言える様に、絶賛調整中です〜。

 

皆様、いかがお過ごしですか?

今日も温かな応援を本当に有難うございます。

ひとつひとつのメッセージを抱きしめ、うるうるしております。私はココに救われているのです。

 

そりゃそうと!

胃腸炎になりやすい方が多くビックリ!!!

お辛いではありませんか!!!(涙)

私は、この歳まで10連続嘔吐なんて未体験でした。流行のウィルスにも罹ったことがなかったのです。アジアのローカル屋台飯を食べても腹を下した経験もありません。鉄の胃腸と過信していたほどですが、それは本当に幸運なことだったのですね。感謝しなくてはなりません。

 

今回、体験してみて地獄!と感じてしまいましたが、これが慢性的に起こるだなんて考えると、ゾゾゾゾっと背筋が凍ります〜〜〜尊敬します〜

 

みんな、みんな、あれこれいろいろ抱えて一所懸命に生きてるんですね。

、、、ということに泣けて来ます。

 

みんな、

頑張ってるー。

えらいよー。

なんか、賞をちょうだいって思うよー。

 

でも、ぼっちじゃない!

ってことが、今の私の救いでもあったりして。

不謹慎でごめーん!!!

居てくれて有難うー!!!

 

さて、腫瘍内科での診察に行って来ました。

どれだけ辛かったのか、どのくらい体重と体力と気力を奪われ、どんな廃人ぶりなのか披露(?)したりして、主治医に一通りの愚痴をこぼす。

まるで不幸自慢、、、。

 

ベージニオとか(イブランスとか)胃腸に来る経口薬は、金輪際ムリですから〜!

 

、、、と言うことで、

また点滴で入れる抗がん剤治療に戻りそう。

 

と、言いますのは、胸水が増えちゃったの!!!

嘔吐下痢騒動に気を取られていたのですが、窒息しそうなくらい呼吸が苦しいな〜、なんて思っていたんです。そう、この二週間ほどで急激に。

吸っても吸っても空気が吸えなくて、階段を昇るだけで倒れそうなほど、横になって寝られないほど、

 

い、息ができない!!!

 

明らかに今までとは違うレベル、、、

怖いよー溺死するよー。

パニック症気味なので、冷静に保つの大変よ。

 

ベージニオの重篤な副作用に間質性肺炎があるので、肺の様子を見るため、急遽CT(一応、低被爆の簡易版)を撮ることに。

 

いやぁーーー

右肺からは消えていたはずが、カムバック!

満タン!!!

両肺とも半分以下の機能しかないって。

前より悪くなってた!

 

これなら、やっぱり、

抗がん剤治療するしかないねー。

 

となった訳なんです。

つまり、まだ癌が暴れてるみたいなので。

 

ベージニオは効きそうな予感があり、続けたかったのですが、この一ヶ月半、食欲が落ち、栄養も摂れなくなってしまったので、きっと癌の方が強くなっちゃったんでしょうね。

特に、この二週間は飲まず食わずだったもので。

分子栄養学アドバイザーの友人から、たんぱく質を摂るのよー!ってアドバイス貰っていたのに。

 

薬の効果と副作用のバランス、ほんと難しいね。

本末転倒しちゃいました。

 

このままでは苦しいでしょうから、と胸水を抜いて貰うことに、、、。

 

針恐怖症なので、肺の辺り(胸膜)まで針を刺す?水を抜く?と想像しただけで失神しそう。

でも、この窒息しそうな苦しみに耐えられない!

 

待つこと三時間半、、、

主治医が全ての外来を終えた後、救急病棟でサクっと処置して貰うことになったのでした。

一応、胸水穿刺については過去にも調べていたし、体験談も読ませて頂いていたので、なんとか心の準備を整えておきました。

 

結果、恐れたほど、

痛くなかった!!!

 

超音波で場所を定めてから、座った姿勢で背中から針を刺すのですが、局所麻酔を入れ、二回くらいグキっと痛んだくらい。

あっという間に刺されてました。

すぐにジュルジュル〜っと音がして来て、どうやら主治医が注射器で吸い取ってるらしい!

 

え?

もう始まったの?

もう出てきた?

 

と思わず聞いてしまいました。

プロフェッショナルな手際の良さと、優しい気遣いに感動。いい歳したオバちゃんが、緊張でガチガチに固まっているので笑われたけども、

怖いもんは、怖い!!!のよ。

 

で、肝心の胸水ですが、粘度が高くドロドロなんだって。針を刺したらサラサラと流れてくれれば良いのだけど、時間短縮のためにも注射器で吸い取るそうです。地道な作業で丁寧に、何度も何度も抜いてくれていました。

(所要時間30分くらいだったかと、、、)

 

その量、なんと、

825㎖ !!!

 

それでも右肺にある全てではないそうです。

(左肺にも同じくらい溜まったまま、、、)

 

痛みも伴うので、一度に両肺を処置することはなく、確実に穿刺できて肺が膨らむ可能性のある片肺だけ行うとのこと。私の場合、フレッシュ(?)で確実性が高い右肺が選ばれました。

 

穿刺が進み、胸水に圧迫されていた肺が膨らみ始めると咳が出るそうで、シナリオ通り激しく咳き込んでしまいました。そこで先生も「止め時」と判断した様です(本当は1ℓを目標にしていたのですが)肺が膨らむ時、肺が痛いのーーー!!!

これもまた、初めての体験、、、

 

うち、25㎖は細胞検査に出すそうです。

処置後、無造作に足元にピッチャーが置かれ、

 

見ちゃったよ、

私の胸水!!!

 

なんか、

綺麗だった、、、???

愛おしかった、、、???

 

咄嗟に高級林檎ジュース!って思ったのだけど、でも赤味が強いので、ピンクグレープフルーツ?ともかくネクターみたいにトロっとしてた。

 

あんなに多量に、、、

 

と、言葉を失いました。

 

私、かわいそ〜じゃん。

まだ左肺もチャポチャポしてるんだよな〜

抜いた分、体重また減っちゃうな〜

こんなに胸水を凝視して観察できるなんて私も強くなったな〜

また一つ、怖いもんが無くなったか、、、

 

グルグル思考は止まらず、、、。

 

でも、ビックリ!!!

吸えるのよー!

息が!!!(泣)

 

肺を膨らませるために時々よく深呼吸してね。

 

とアドバイスを貰い帰路に着く。

背中の針の跡もすっかり閉じ、痛みもなし。

怖いからと頑なに拒んでいた処置だけど、もっと早くにお願いしても良かったかもな〜なんて臆病者は後から思うのでした。

 

一応、感染症のリスクもあるので(嫌だけど)抗生剤を7日間飲むことに。

少し胃腸の具合も落ち着いて来たしー。

 

それにしても、次から次へとトラブル発生で、私ちょっと疲れちゃってます〜。

私の人生は後半に来て、全くの別物になってしまいました。このデリケートな(ポンコツって呼ぶのやめたから!)体と上手にお付き合いし、心も鍛えつつ、如何にハッピーに暮らせるか、、、と気が遠くなるわ。

 

早くガツガツ食べたいよ!!!

そしたら、きっと元気になっちゃう。

 

でもね、先日、ぶり返して恐怖したので、今回は焦りませんよ。あと一週間くらいは病人食にしようと思っていますが、ベテランの皆様、もしアドバイスがあったら教えて下さい!

どうぞ宜しくお願いします。

 

そんな訳で、

また頑張ってるよー

わたしー。

 

今日も聞いて下さり有難うございました。

皆様の愛に支えられております。

 

 

<今日の写想>

    f:id:ryokobonafede:20210403154336j:image

病院の待合室から見上げた青空

 

大好きな季節なのに私の心はブルーなのよ。

 

 

最後まで読んで下さり有難うございます。

おりょー♪ は幸せ者でございます。

どうぞ、ハッピーな時間を過ごされます様に。

 

愛をこめて・・・

 

ブログランキング・にほんブログ村へ