癌と暮らす日々あれこれ

ステージ4を楽に生きる幸せレシピ♬

失ってわかる、そこにあった幸せと楽しみ・・・

 

こんにちは。

おりょー♪ でございます。

 

いつも遊びに来て下さり有難うございます。

今日も元気です。

 

暖かい!を超え、あちー!!!もう初夏の日差しですね。

今まで、GWに実家の両親を訪ねるのが毎年の恒例でした。

ところが昨年、あまりにも突然に両親は実家を売却!!!「老い支度」としてサービス付き高齢者住宅(ワンルームマンション)に引っ越してしまったのです。

ちょうど昨年の今頃は一家総出で引っ越し先ハンティングに奔走していたっけ。

 

その後、手術に治療に義母の急逝にとバタバタだったので、感傷に浸る暇はありませんでしたが、今日の様に晴れた初夏の日は思い出します。当たり前の様に存在していた「帰る家」が無くなってしまったことを実感し、改めて切なく寂しい気持ちになっております・・・

 

私の里帰りの幸せと楽しみは「母のご飯」と「母の庭」でした。

「お里のご飯は三日持つからね!」と言いながら、せっせと美味しいご飯を食べさせてくれた。手入れの行き届いた庭には一年を通し、四季折々、何かしら花が咲いることが母の拘り、ご自慢の花園でした。庭仕事をする可愛らしいいでたちの母の姿も、今となっては懐かしい・・・

 

私は母とは真逆で面倒臭がり。花を育てられるほどマメな性分ではありません。庭には手間のかからないオリーブの木と、夫の趣味のハーブが少々。家の中は季節を選ばない観葉植物のみです。家族で留守にすることが多いため、止む無しという言い訳もできますが・・・。

今まで母の庭で季節の彩りを愉しむことで、心と魂が満たされていたんだなー、と感慨深く泣きそうだよ。全てが愛おしい!

 

「花は愛情をかければ必ず応えてくれる」

 

いつもの母の口癖。「子どもはそうは育ちませんでした」と、もれなく余計なひと言まで付いて来ました。ひどくね???(今となっては笑える様になりましたが)

 

母は若返った様に思います。憧れていた独り暮らしと、念願の父との別居暮らし。長いこと悩んでいた腰痛と膝痛からも解放されたそうで、いかに鞭打って庭の手入れをしていたのかが分かりますね。今はマンションの一室で巣ごもり中、スーパーマリオに夢中になっているそうです。

 

失ってわかるもんですねー。

彩り飢餓に陥っている事に気づきましたよ。

これからは誰かのチカラに頼らないぞ!

自分の手でなんとかしよう!

彩り豊かに生きて行きたいわ!!!

 

アラフィフまで恵まれていましたね。

今まで有難う!!!

 

今日はちょっぴりセンチメンタルな気持ちになっている私であります。

 

今日も読んで下さり有難うございます。

どうぞ穏やかな時間を過ごされます様に。

 

 

 <今日の写心>

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母の庭(初夏)ちょうど一年前のこと。

 

住んでます

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